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会長メッセージ

会長挨拶

代表取締役会長 姚 力軍

皆様、こんにちは!わたくしはMKNアルミニウム株式会社及び、そのグループ企業(KFMI)の会長を務める姚力軍(ヤオリジュン)です。今回、皆様にメッセージをお送り出来ること感慨深く、また大変喜ばしく思います。
今から25年前、わたくしは広島大学大学院を卒業し、ここ直江津で社会人生活をスタート致しました。直江津工場では製品開発に日々没頭しており、高田公園の桜、大潟町の海水浴場、妙高近隣のスキー場等の情景は今でも心に刻まれております。直江津はわたくしの起業の源と言っても過言ではありません。
2019年に三菱ケミカル株式会社様よりアルミニウム事業譲渡の打診を受け、躊躇せず事業譲渡を受ける即断を致しました。アルミ製錬からスタートし歴史的にも技術的にも世界に誇れるこの事業は益々、発展していくと確信していたからです。
KFMIグループは半導体製造に欠かす事の出来ないスパッタリングターゲットを製造・販売しております。アメリカ、ベルギー、日本(直江津)、マレーシア、中国をはじめとした世界十数カ所に工場をもち、2,000名を超える従業員と共に各国の半導体製造のお客様に製品を提供しております。世界マーケットシェアでは世界第2位を誇り、その中でも高純度アルミニウムターゲットでは世界第1位のシェアを占めております。
KFMIグループが製造するスパッタリングターゲットには、MKNアルミニウム直江津工場で製造するアルミニウム製品が使われております。つまり、直江津工場で製造するアルミニウムビレットは、ターゲット製造用ビレットの世界第一のシェアを誇ります。

代表取締役挨拶

私どもMKNアルミニウム株式会社は、三菱ケミカル株式会社様の軽金属事業を継承する新会社として、 2020年12月に発足した会社です。その後、2021年4月に営業開始、そして2022年4月には三菱ケミカルハイテクニカ株式会社様軽金属製造部も吸収し、アルミニウム鋳塊製品の製販一体会社となりました。
ここに至るまでの歴史を調べてみますと、1963年にアルミニウム製錬事業を生業とする三菱化成工業株式会社直江津工場が起点となります。その後の60年間に幾多の変遷がありましたが、アルミニウム素材製造に関する要素技術や生産技術の研鑽と良き職場風土の醸成がなされ、それらがそのまま当社に受け継がれています。
今、我々はアルミニウム素材の製造を通じ、継続的な発展を推進し、社会へ貢献できる企業を目指す理念のもと、日々モノづくりに励んでいます。メイドイン・ジャパン、メイドイン上越市のアルミニウム素材が世界の市場次世代半導体関連部品、次世代自動車、高速鉄道、再生可能エネルギー、航空・宇宙等 でご使用いただく事を意識して事業展開を推進してまいります。

代表取締役 土谷俊宏
代表取締役 小池雅樹